
- はじめに:ファイルなうとは?
- ①ファイルなうの危険性とは?セキュリティリスクを具体的に解説
- ②実際にあった「ファイルなう」のトラブル体験談
- ③ファイルなうと安全なファイル転送サービスを徹底比較!
- ④「ファイルなう」はどんなときに使っても良い?使い所と注意点
- ⑤「安全にファイルを共有したい」ならこれを使おう!おすすめ代替サービス
- まとめ:ファイルなうの危険性を理解し、目的に応じた安全なサービスを選ぼう
はじめに:ファイルなうとは?
「ファイルなう」とは、匿名でファイルをアップロード・共有できる無料のファイル転送サービスです。
会員登録不要で手軽に使える反面、セキュリティ面での危険性が指摘されているのも事実です。
今回は、実際の体験談や代替サービスとの比較を交えながら、「ファイルなう」の危険性とその対策について詳しく解説します。
①ファイルなうの危険性とは?セキュリティリスクを具体的に解説
①-1 ウイルス感染やマルウェアのリスク
ファイルなうでは、誰でもファイルをアップロード・共有できる仕組みであるため、悪意あるユーザーがウイルス付きのファイルを共有している可能性があります。
実際に、ダウンロードしたZIPファイルを展開した瞬間にPCがフリーズし、セキュリティソフトがマルウェアを検知したという報告も。
①-2 フィッシング詐欺に誘導される可能性
ファイル共有リンクに偽装されたフィッシングサイトへのURLが含まれていたというケースもあります。
例えば、あるユーザーは「請求書」と書かれたリンクからアクセスした結果、Amazonの偽ログインページに誘導され、アカウント情報を盗まれたとのことです。
②実際にあった「ファイルなう」のトラブル体験談
②-1 大学生Aさんの体験談:レポート提出に使用しウイルス感染
「ファイルの送信が簡単だったので、友人にレポートを送るためにファイルなうを使いました。ところが、その後PCが急に重くなり、ウイルススキャンでトロイの木馬が検出されました。大切な資料が破損してしまい大変でした。」
②-2 会社員Bさんの体験談:取引先に不信感を与えてしまった
「資料送付にファイルなうのリンクを使ったところ、取引先から『セキュリティ的に不安です』と返答がありました。結果的に信頼を損ね、上司から注意されることに。ビジネスシーンでは使うべきではないと痛感しました。」
③ファイルなうと安全なファイル転送サービスを徹底比較!
以下の表では、ファイルなうと代表的なファイル転送サービスを比較しています。
| サービス名 | セキュリティレベル | ウイルスチェック | 暗号化通信 | 利用目的 | 料金 |
|---|---|---|---|---|---|
| ファイルなう | ★☆☆☆☆ | なし | なし | 個人・非公式用途 | 無料 |
| ギガファイル便 | ★★☆☆☆ | 一部あり | あり | 一般・簡易利用 | 無料 |
| firestorage(有料版) | ★★★★☆ | あり | あり | ビジネス向け | 月額500円〜 |
| Dropbox | ★★★★★ | 常時 | あり | 企業・公式用途 | 無料〜有料 |
| Google Drive | ★★★★★ | Google保護あり | あり | 仕事・プライベート | 無料〜有料 |
セキュリティ重視であればDropboxやGoogle Driveの使用がおすすめです。
特に業務でのやりとりや個人情報を含むファイルには不向きです。
④「ファイルなう」はどんなときに使っても良い?使い所と注意点
④-1 どうしても使いたいときの注意点
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セキュリティソフトを最新に保つ
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パスワード付きファイルを送らない
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信頼できる相手としかやり取りしない
④-2 「短期間・非機密ファイル」のみの使用に限定
ファイルなうは匿名性が高く、ファイル保存期間も短いため、一時的に非重要なファイルをやりとりする程度に限定しましょう。
⑤「安全にファイルを共有したい」ならこれを使おう!おすすめ代替サービス
⑤-1 Google Drive:信頼性と操作性のバランスが◎
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Googleアカウントがあれば無料で利用可能
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権限設定で「閲覧のみ」や「編集可能」に調整可能
⑤-2 Dropbox:チーム利用に最適
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バージョン管理やコメント機能が豊富
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企業導入も多く、セキュリティ対策も万全
⑤-3 firestorage(有料版):個人でも手軽に高セキュリティ
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有料プランでウイルスチェック・パスワード設定が可能
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操作が直感的で初心者でも使いやすい
まとめ:ファイルなうの危険性を理解し、目的に応じた安全なサービスを選ぼう
「ファイルなう」は便利な一方で、セキュリティ面では不安要素が多いサービスです。
特に、ビジネスや重要な個人情報を扱う場面では絶対に使わないべきです。
体験談からもわかるように、被害に遭ってからでは遅いため、安全な代替サービスへの切り替えが必要です。
「手軽さ」より「安全性」を優先する意識を持ちましょう。